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ダイビング事故の傾向、BMI指数の関係性と浸漬性肺水腫について
浸漬(しんし)性肺水腫とは、心疾患や高血圧などの疾患がある人に起こりやすいと言われ、水泳やダイビング中に発症すると呼吸困難に陥る病気のひとつです。
翌日には回復するものですが、重大な事態を引き起こした例もあること、近年中高年ダイバーの死亡事故や重大トラブルの事例として確認されることが増えております。
*発症する仕組み*
人は水に浸かると(浸漬)手足の血液が体の中心に集まり”うっ血”を起こす特性を持っています。 血液中の水分が肺の中で影響を出し始めると呼吸がしづらくなり発症。 本来体内に酸素が取り込めなくなると少し泳いだだけで息切れを覚えますが ダイビング中は酸素分圧が高くなるため息苦しさを感じにくくなり ダイビング終了間際(特に酸素分圧が低くなる浮上中)に突然の苦しさが起きたり水面近くで意識を失ったりします。
日本ではBMI指数が25以上を肥満と判定し、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常など)にかかるリスクが高くなると言われています。また肥満に起因・関連して減量が必要な健康障害を有するもの、健康障害を伴いやすいハイリスク肥満と判定された場合、肥満症と診断されます。 水中活動を伴うダイビングやスノーケリングは日常生活とは異なる環境が影響し、突然死や浸漬性(しんし)肺水腫、減圧症といった病気を引き起こす場合があります。 <予約フォームに戻る>